犬を飼育するためにはどのような心構えが必要なのか?神澤先生の見解

犬を飼育するためにはどのような心構えが必要なのか?神澤先生の見解

最終更新日 2024年12月20日 by biburi

神澤光朗さんに聞く!犬を飼う前に確認しておきたい事

近年ではペットを飼っている人の割合が非常にふえてきています。

その中でも一番多いのが犬と言えます。

犬を迎えるということは飼い主にとっても人生の大きなイベントといえます。

軽い気持ちや勢いで決めるのではなく、事前に本当にこれから飼育することができるのかを十分に理解する必要があります。

犬を飼育するための心構えとしてまず第一に環境を考えてみましょう。

人間とともに暮らしていくためには押さえておきたいポイントがあります。

まずはペットを飼うことができる家に住んでいなければなりません。

特にアパートやマンションといった集合住宅の場合には、ペットが飼える物件であるかどうかを事前に確認する必要があります。

ペットが飼える物件だったとしても、すべてのペットが可能であるわけではなく、中には小型のみなどと指定されているところもあるので十分な注意が必要です。

さらには種類に応じたスペースがあるかどうかも重要です。

いざ飼うとなるとケージやトイレを置いたり、様々なグッズを収納する場所も必要です。

十分な広さがあるかどうかも事前に確認しなければなりません。

一人暮らしの場合はよいのですが、ほかに同居している家族がいるのであれば、事前に同意を得ておく必要があります。

ほかの家族に断りもなく飼ってしまえば、重大なトラブルにもつながります。

 

飼育にかかる費用のシュミレーションも大事

万が一飼い主である自分が病気やけがなどをして動けなくなってしまった場合には、誰かに世話を頼まなければなりません。

そのようなお世話を頼むことができる人がいるかどうかもしっかりと確認しておきましょう。

どのような種類のものを飼うのか、どの部屋で飼うのかなど細かい部分まで伝え、理解を得ておくことが大切です。

さらには経済的な余裕があるかどうかの確認も重要です。

ペットを飼うということは家族の一員を招くということでもあり、少なからずお金がかかることになるでしょう。

一番最初にかかるお金としては、登録費に3000円程度、ワクチンの接種費用として5000円から8000円程度、そのほかに生活用品の準備として1万円程度を考えておくとよいでしょう。

また定期的にかかる費用は食事代が5000円、おやつ代が1000円ほど、そのほかにもおもちゃ代や消耗品、ワクチンの接種費用やトリミング、定期検診費など様々な費用がかかることがわかります。

毎月の費用で計算した場合には、約1万円前後と言えるでしょう。

食事代はホームセンターなどで販売されているリーズナブルなものもあれば、高級なものまで、どのようなものを与えるかによっても大きく変動することでしょう。

トリミングなども種類によりかかる費用も異なるので、自分が飼いたい種類はどれぐらいの費用がかかるのかを事前に見積もっておくことも大切です。

そのほかにも臨時でかかる費用としては避妊の手術代や病気やけがをした際の病院代、ペットを預けなければならない場合にはペットホテル代も必要です。

この中でも一番大きいものがけがや病気の治療、手術などと言えるでしょう。

症状によっては高額の費用が必要になるケースも見られるので、このような場合に備えてペット保険について調べておき、必要ならば加入しておくことをお勧めします。

 

お世話できる時間の確保をしてほしい

三つ目の心構えは飼育時間を確保できるかということです。

環境やお金と並び重要なこととして、飼育時間が確保できるかどうかということが挙げられます。

一匹飼うということは、子供が一人増えたようなものだともいわれています。

どんなに忙しい時間でも最低限の時間をとることができるのか、どうやって時間を確保すればよいのかなどをあらかじめ考えておかなければなりません。

毎日の世話をする時間としては、1日2回程度のご飯の世話や、2から3回程度の排せつ、そのほかにもお散歩やスキンシップ、汚れた際のシャンプーなどのケアもあげられます。

どんなに少なくても1日に1時間以上のお世話をする時間がかかります。

そして家を空ける時間が多くないかどうかも確認しましょう。

出勤時間や帰宅時間はどれぐらいなのか、残業が続くことはないのか、突発的に出張などが入ることはないのかなどを考えておきます。

1日のほとんどが留守になってしまうのであれば、犬も寂しい思いをすることになるでしょう。

どれぐらいの時間留守番ができるのかは種類や性格により大きく異なりますが、多くの場合一回のお留守番は5時間程度と決めているケースが多く見られます。

またプライベートを犠牲にすることができるのか、頻繁に長期の旅行に行くことが難しくなってもよいのか、病気やけがをした際にすぐに病院に連れていくことができるのかなど、緊急事態に備えても犬を優先する覚悟を持つ必要があります。

また一番大切なことは、最後まで責任を持って育てられるかどうかです。

途中でどんな事情があったとしても、飼育を投げ出すことはできません。

一緒に生活することは楽しい半面、たくさんの労力を伴い、また最後には必ず別れが待っているのです。

これらを考えたうえでもしっかりと最後まで飼っていけるかどうかを決意したうえで、飼育を決めるようにしましょう。

 

参考ブログ:神澤光朗の人となり、まとめてみました。

最終更新日 2024年12月20日 by biburi 目次1 神澤光朗さんに聞く!犬を飼う前に確認しておきたい事2 飼育にかかる費用のシュミレーションも大事3 お世話できる時間の確保をしてほしい 神澤光朗さんに聞く!犬…