不動産を購入するときのローン
- by biburi
- Posted on 2016年6月24日
最終更新日 2024年12月20日 by biburi
不動産を購入するときのローンとしては、住宅ローンが有名です。
住宅ローンは、国民がマイホームを持てるように国が支援しているという部分もあるため、とても低い金利で借りることができます。
また、住宅ローン減税といった制度も利用できます。
しかし、住宅ローンは1人につき1つしか組むことができませんし、マイホームの購入にしか利用ができません。
2つ目の家を持ちたいとか、投資用の不動産を購入したいという場合には、別のローンを利用することになります。
そういうときには、不動産担保ローンが利用できます。
不動産担保ローンは、すでに所有している土地や建物などを担保にしてお金を借りるものです。
しかし、これからマンションなどを購入して経営しようというときでも利用ができます。
その場合には、家賃収入からローンを返済していくことになるので、審査では物件の価値が重視され、他のローンとは異なる審査がされます。
アパートローンとか、不動産投資ローンなどと呼ばれていることもあります。
いずれにしても、ローンを組んで不動産を購入するなら、頭金が重要になります。
住宅ローンでは金利がとても低いですが、それでも35年間のローンを組んだ場合には、とても高額な利息がかかります。
金利1%で35年のローンを組むと、借入額が3千万円なら600万円ちかくの利息がかかってきます。
不動産担保ローンでは住宅ローンよりも金利が高いので、さらに利息の負担は大きくなります。
頭金は最低でも1割、理想を言えば2割から3割くらいは用意しておくべきでしょう。
しかし、全額をローンに組み込んでしまうといざというときにお金が足りなくなるので、200万円くらいは手持ち金として残しておくべきです。
どのようなケースでも、高額なローンを組む場合には、しっかりと下調べをして、無理のないプランを立てることが重要です。
ファイナンシャルプランナーなどの専門家にアドバイスを求めるのも良いでしょう。
最終更新日 2024年12月20日 by biburi 不動産を購入するときのローンとしては、住宅ローンが有名です。 住宅ローンは、国民がマイホームを持てるように国が支援しているという部分もあるため、とても低い金利で借り…