起業家に向いているタイプの人
- by biburi
- Posted on 2018年2月7日
最終更新日 2024年12月20日 by biburi
新しいことにチャレンジしたいと感じるかどうか
一昔前までは起業して生きていくという選択肢は一部にだけ許されているもので、ほとんどが考えたこともないようなものでした。
それが現代では誰でも起業することが可能になり、実際に多くが起業して自分の会社を作るという人生を歩んでいます。
起業するための法制度が変わり、資金がなくても起業することが可能になったという背景がありますが、それ以上に日本の人々の気持ちの中に自分で社会を変えたいと思う人が増えてきたということが大きいでしょう。
しかし、そのような社会になったとしても全ての人が起業するという選択肢を選ぶわけでなく、今までのように既存の会社に就職して安定した生活を送りたいと考えている人も多くいます。
中には経済的にも恵まれていて、学歴もあり、起業するための実力も備えているような人でも会社員としての一生を選ぶ人もいれば、起業してもリスクのほうが大きいのでは、と感じるような人が起業家として人生にチャレンジをしていることがあります。
そういった違いは一体どこから来るのでしょう。
もちろん全ての人が自分で会社を作りたいと思っているはずはなく、仕事よりもプライベートを大事にしたいといった価値観が増えてきていることも関係しています。
あとは、やりたいことがあるかどうかといった違いもあるでしょう。
そういった考えられる理由を取り除いた時に残るものは、個人個人の性格です。
新しいことにチャレンジしたいと感じるかどうか、失敗が怖いと思うか思わないかの違いがあることで、起業家としての道を選ぶかどうかが違ってきます。
恐怖と心拍数の関係からわかること
未来の何かに関しての恐怖を強く感じるかどうかは心拍数と関係していると言われています。
心拍数がすぐに上昇してしまう人は恐怖や驚きによるショックを大きく感じてしまい、他人にとっては大したことではないことでも、大きな衝撃を受けて精神も体の疲弊して疲れを引きずる傾向があります。
これに対して、何かがあった時に他人が驚いているような場面でも心拍数が変化しないような体質の人は、恐怖や驚きを感じにくい体質だと言えます。
そういったタイプの人は普通の毎日を送っていても刺激に欠けると感じることが多いようで、新しいことに積極的にチャレンジしていくという傾向があります。
そして、多少の刺激を受けただけでは新鮮に感じないために、他人から見ると危険だと感じることにも果敢に挑戦していくような生活を送っています。
反対に不安に弱い体質である場合には、当たり前のような毎日の中でも少しの変化があったり、予想外のことがあると、すぐにどうしようと悩んでしまい、それだけでぐったりと疲れてしまうことがあるようです。
特に大きな問題が起きたわけではなくても、問題が起こりそうになっただけで、もしかして大変なことになってしまったらどうしようという考えが頭に浮かんできてしまうために、考えているだけで疲れてしまい、やったことのないことにはなかなか挑戦できなくなってしまいます。
そして心拍数が上がりにくいタイプの人はやったことのないことをしている時に新鮮さを感じ、これから何が起こるのかを楽しみに感じるのに対し、心拍数がすぐに上がってしまう人は、新しいことに楽しみを感じづらく、楽しみよりも知らないことに対する恐怖を強く感じてしまい、初めての体験を心から喜ぶことが難しくなってしまうようです。
同じような体験をしていても、全く反対の感想を持つことがありますが、それには好きか嫌いかという観点以外に、こういった初めてのことに対するとらえ方の違いがあるからだと考えられています。
初めてのことにチャレンジすることに積極的な体質を持っている人
初めてのものに恐怖を感じにくいという傾向は男性の方が強く、女性は男性よりも恐怖を強く感じやすいという特徴があります。
もちろん個人差はありますが、生物としての性差がこういったところにまであらわれているといえます。
もともと男性は新しいことが好きだというのは、心拍数が大きく変化しないために、初めてのことに恐怖を感じずにチャレンジしていく傾向があるからでしょう。
今は男性でも女性でも起業家として活躍している人が増えましたが、男性の方が数として多いのはこういった理由があるからかもしれません。
また同じ男性でも心拍数が比較的早く上がってしまう人とよほど強い刺激を受けないと心拍数が上がらない人がいるために、未知のことに対する気持ちが変わってきます。
起業家人生をスタートさせられる人は恐怖心を感じにくく初めてのことにチャレンジすることに積極的な体質を持っている人が多いのでしょう。
ただし、刺激を強くしないと心拍数が上がらないタイプの人は、刺激を求め過ぎて無謀なことにチャレンジし過ぎることがあります。
そうすると起業をしたとしてもリスクが大きくなり過ぎて結果的に失敗してしまうので、起業家として成功するためにはバランス良くリスクを感じられる人が適しているのでしょう。
それでも起業するというのはかなり思い切った選択になるのでチャレンジ精神が旺盛な心拍数が上がりにくいタイプの人が向いていると言えます。
最終更新日 2024年12月20日 by biburi 目次1 新しいことにチャレンジしたいと感じるかどうか2 恐怖と心拍数の関係からわかること3 初めてのことにチャレンジすることに積極的な体質を持っている人 新しいこと…