接待時の会食に気を付けておきたいこととは
- by biburi
- Posted on 2018年3月19日
最終更新日 2024年12月20日 by biburi
接待におけるお酒についてのマナー
ビジネスの場面において、接待のための会食が設けられることは決して珍しい事ではありません。和食であっても洋食であっても比較的かしこまった場での食事となるので、離れしていない新人にとっては不安な点も多くなるでしょう。
何度も場数を踏んでいる人であればそこまで心配する必要はないのですが、新人であれば自身のマナーに不手際はないか、相手に失礼な言動はないか、など何かと気を遣うことも多くなります。
では、具体的に接待のための会食で気を付けておきたい点とはどういった点なのでしょうか?まず、第一に挙げられるのがお酒についてです。会食の場ではお酒がすすめられることも珍しくはありません。
お酒が一切飲めない人、弱い人でも相手側からお酒をすすめられれば飲まなければいけないのでは?と不安になってしまいます。
ただ、こうした場では無理にお酒を飲む必要もありません。断り方次第では相手側の心象を悪くせずに話を進めることもできますし、酔っぱらって冷静な話ができなければ会食の意味もなくなってしまいます。自分がどの程度お酒を飲むことができるのか、その程度をしっかり見極めて対応を決めていくといいでしょう。
またお酒に関するポイントとしてビールの継ぎ足しにも注意が必要になってきます。ビールがコップの中に残っている状態で継ぎ足していくと味が落ちてしまう事があります。
大切な接待相手となる方にそんな質が落ちてしまった状態のお酒をすすめるわけにはいきません。まずは一声かけて、残っているビールが亡くなった時点でビールをついでいくといいでしょう。
接待における食事のマナー(和食)
和食でも洋食でも、細かなマナーを挙げればきりがありません。とはいえ、マナーというものはその場の雰囲気によっても変わってきます。会食は両者が気持ちよく食事を楽しむ場でもありますから、接待の相手側が失礼だと思わない程度にマナーを守っていれば何ら問題はないという事です。
マナーを一切守らないというのも問題ではありますが、極端にマナーを守りすぎてしまうというのも、接待の相手によっては窮屈な印象を与えてしまうことがあるという事です。
具体的に、和食の場合には魚の食べ方や箸のおき場所、お椀の蓋の戻し方などが挙げられます。焼き魚の場合、表裏を返して食べるのはマナー違反です。表側から身を食べ、中の骨をとってから裏側の身を食べます。決して骨の間から身をほぐしたり身を返さないように注意していきましょう。
箸のおき場所は箸置きを利用していきます。自宅で何のマナーも関係ない場所であれば器に箸を載せてしまう人もいるでしょうが、かしこまった場所での食事であればこうした行動は危険です。相手からの印象が悪くなってしまいますし、時に会食を行ったお店からの印象も悪くなってしまいます。
同じようにお椀の蓋の戻し方にも注意が必要で、お椀の蓋を裏返しにして戻すのはNGとなります。お椀の蓋を開けて軽く水滴を落としたら、お椀の右斜め上ほどに蓋を置いておきます。その後お椀ものを食べ終わった時には元の状態と同じように蓋を戻していきましょう。
接待における食事のマナー(洋食)
洋食の場合、マナーの方法がフランス式とイギリス式で若干異なってくることがあります。一般的に知られているものであればフランス式が挙げられますが、場合によっては臨機応変にその場の雰囲気に合わせて対応する必要も出てきます。
まずはフランス式でナイフやフォークの使い方を覚えて、後々になって必要になったらイギリス式を身に着けておくといいでしょう。
基本的に洋食の場合でもお酒をすすめられることはありますが、女性の場合には時に注意が必要です。万国共通のテーブルマナーとして、女性はお酌をしないのが普通です。
下の立場だからと言って女性がお酌をしてしまうと相手側からの印象が悪くなってしまう事もあります。日本人にとって不慣れな部分もあるでしょうが、この場合にはその場の雰囲気に合わせて臨機応変に対応していきましょう。
また、ワインのお酌を受ける場合、お酒がつぎやすいようにとワイングラスを傾けてしまう人もいます。ただ、テーブルマナーではこの行為はNGです。正しくはワイングラスには手を触れずに相手に注いでもらうのを待ちましょう。
ワインを注ぐ側であれば、ワインのラベルには触れずに相手側にその表示が見えるようにするのがポイントとなります。ワインボトルがグラスに触れることが内容に若干浮かせて注いでいきます。店員がワインをその都度用意してくれるところもありますが、必要に応じてこうした知識も備えておくのがおすすめです。
接待時には最低限のマナーを身に着けていく事が大切です。相手側に不快な思いをさせてしまえば、それだけでビジネス面での不利益を被ります。もちろん、その被害の大きさについてはそれぞれのケースで異なってきますが、食事時のマナーによって仕事にまで悪影響が出てしまうという事態は避けるに越したことはありません。
お店選びも重要になってきます。私はアンドモアが運営しているお店をよく利用しています。周りを気にせず落ち着いて話ができる個室居酒屋や専門的な料理が楽しめるお店などたくさんあるので、相手側の好みにあったお店が見つかりますのでオススメです。
最終更新日 2024年12月20日 by biburi 目次1 接待におけるお酒についてのマナー2 接待における食事のマナー(和食)3 接待における食事のマナー(洋食) 接待におけるお酒についてのマナー ビジネスの場面に…